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とみぐすくのカー

2013年09月08日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 10:03 │Comments( 0 ) 豊見城市
那覇の隣、豊見城市にある、市北部(那覇寄り)にあるカーを観に行きました。
現在、仕事で地図とにらめっこすることが多く、そんなときについカーの存在に気づいてしまうのです。
まず行ってみたのは、饒波にあるイサーラ井。
とみぐすくのカー
文化財の目印はあるのですが、「井」とは言っても、今は水はなく拝所として残るのみでした。
とみぐすくのカー
次は、イサーラ井からすぐそばにあるカニマン井。
とみぐすくのカー
ここも、拝所として残っていますが、水はありませんでした。
次は、周辺を車で走っていたときに偶然発見した、根差部にあるアガリノカー。
とみぐすくのカー
ポンプはありますが、パイプは錆びつき現在は使われていない様子でした。
とみぐすくのカー
そして、アガリヌカーのあるウガン山にあるもう一ヶ所のウィソゥサラシガー。
とみぐすくのカー
木の根の周囲にある、名護の瀬嵩にあるようなカーです。
とみぐすくのカー
でも、残念ながらこちらも枯れていました。
次は、嘉数にあるイナンガーへ。
とみぐすくのカー
中をのぞくことはしませんでしたが、水はありそうなたたずまいです。こちらも、拝所としての意味合いが強そうです。
そして最後は同じ嘉数のウフカー。
とみぐすくのカー
やっと、カーらしいものに出会いました。お水も期待できそうで、早速のぞいてみます。
とみぐすくのカー
ちょろちょろでしたが、奥の壁からお水が出ています。
水ためも、若干濁ってはいますが、水位が数十センチあります。近づくと、ひんやりした空気が漂ってきました。

最近、急速に都市化の進む豊見城市。そうは言っても、那覇の首里などは水量のあるカーがしっかり残されているので、都市化に伴って失われるものではないはずです。カーのそれぞれに文化財の目印が立っているので、水量も復活してそれなりの威厳を取り戻してほしいものです。




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