第16回身近な水環境一斉調査

2019年06月27日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 18:50 Comments( 0 ) 水の環プロジェクト
2019年6月2日(日) 水の環プロジェクト・八重瀬町地域資源保全の会共催企画 「みずのわ教室」第16回身近な水環境一斉調査に参加しました。
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当日、およそ20名の子ども達とスタッフ(湧き水fun倶楽部10名含む)の皆さんが参加しました。
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今回は八重瀬町と多良間島とインターネットで中継も行われ、長崎県佐世保高専の前田さんにもご協力いただきました。司会進行は琉球大学風樹館の島袋さんがつとめました。
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八重瀬町地域資源保全の会の大城さんがご挨拶
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早速、4つの湧き水を2か所づつ、二グループに分けて水質調査を始めました。
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まず、1班は「ギーザガー」
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ここが有名なギーザバンタです。
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銀河のように流れ落ちる水にちなみ・・・という話しもありますが、由来については諸説あります。
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水温を測り
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透視度をチェック
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昔、石段を何段も降りて、ギーザガーで水くみをしていた時代がありました。石積みがとてもきれいだったそうです。
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現在は地下ダムの水源として、豊富な水が利用されています。
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2班はユムチガー
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古くから地域の方々に利用されていたムラガーです。
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さっそく、ごや副代表とともに水の様子をのぞいてみます。手長エビがいっぱいいます。
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記録係りを決めて、それぞれの様子を記入します
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水質調査のために水を持ち帰ります。
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湧き水fun倶楽部のみなさん、興味津々にのぞいています。
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子ども達は透視度チェック。
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3班はザカンガー。
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湧き口のところをみてみましたが・・・
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なんとなく水がよどんでいる様子
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浮草をかきわけ
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水を汲み透視度を測ります。
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のぞいていますが、なかなか下がみえません。
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でもトンボやヤゴがいっぱい!ヤゴを捕まえて大喜びのこどもたち。
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4班はヤフガー。犬が見つけた泉という伝説が残されています。
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うわぁ~きれい♪と思わず水に触れるこどもたち
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つめたくて気持ちいい!
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ペットボトルに組んで帰ります。
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下の印がすぐに見えました!
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小野先生がこどもたちにたずねます。なぜ、ここの水はこんなにきれいなのでしょう!
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そうです!今でも農業用水として地域の人たちが使っています。
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さて、会場にもどり、早速、水質チェックに入ります。
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子どもも大人も真剣そのもの。
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練習を経て、本番です。もう準備はいいかな?
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さぁ、多良間島の皆さんへもこちらの様子を伝えましょう!と前田さんがカメラを向けます。
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湧き水fun倶楽部の皆さんのサポートもとても役立ったようです。
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さぁ、結果は・・・・
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5分ほどおいて結果がでるのですが、
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やはり、湧き水によって、色が違うことに気が付きます。
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それぞれ、湧き水の調査結果を前の黒板に記入
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それぞれの班の報告を行います。
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皆さん、とても、堂々と発表していましたよ!
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気が付いたこともお話ししてくれました。
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きれいな水は環境を守り、汚れが気になったところは、きれいにできるよう努力していきたいと子ども達は考えました。
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パックテストはどうして水質を判定できるのか、土岐先生から説明がありました
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楽しかった人!新城先生の問いかけに、子ども達は元気に手を上げます。
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最後は記念撮影。ぜひこれからも身近な湧き水について関心をもってもらえるとうれしいです。










































第10回水循環ワークショップ

2019年06月01日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 20:59 Comments( 0 )
5月23日(木)午後1時から、琉球大学千原キャンパス理学部本棟で、第10回水の環ワークショップが行われました。
第10回水循環1
今回、話題提供という形で、湧き水funl倶楽部の金城顧問が「琉球・沖縄における水資源の利用と開発」についてお話しされました。
第10回水循環2
当日は、学生、教員、行政職員等を対象に100人ほど集まりました。
第10回水循環3
内容は5つのカテゴリーにまとめられていました。
第10回水循環4
1.沖縄県のすがた
2.沖縄の水道の歴史
3.水水源の特徴・渇水との戦い
4.水道施設の特徴
5.水道を取り巻く話題と課題
第10回水循環5
沖縄の特徴としては離島が多いことや高い山がなく一級河川がない、本島北部は河川水系で、本島中南部は地下水系サンゴ系と地質構造の特徴などをお話しされた後、沖縄の水の歴史や水道の歴史などについて、長年にわたる水道行政のパイオニアとしての知識と経験を生かし現場の声を交えたわかりやすいお話しでした。
第10回水循環6
沖縄の米軍基地と水道、深刻化する世界の水資源不足、注目したいテーマと近年の動向等、現代の水問題も含めて学生に様々な話題を提供し、今後の研究や学習につながるよいヒントが生まれたのではないでしょうか。
久保先生、高橋先生をはじめ、琉球大学水の環プロジェクトの皆様、よい機会を提供いただき、感謝いたします。