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宮城島の湧水群

2012年05月20日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 16:35 │Comments( 0 ) 湧き水散歩
湧き水fun倶楽部会員のみなさんが訪れた湧き水を
ブログで紹介することになりました。
旅行で、ドライブで、ちょっと通り過ぎたけど気になった?!
などなど、皆さんからの情報をお待ちしています!!

今回は事務局の渡辺さんからの報告です。

事務局の渡辺です。今回は、仕事で行った宮城島で見つけたカーをご紹介します。
平安座島、宮城島、伊計島と並ぶ勝連半島近くにあるこの島々。伊計島には行ったことはあっても、宮城島には行ったことがない、という方も多いのではないでしょうか。実は私もそんな一人で、伊計島には何度も行っているのに、宮城島で車を降りるのは初めてでした。そんな宮城島を車で走っているときに、何とも怪しい(?)ものを見つけ、車を降りてみました。
宮城島の湧水群
この湧水は「ヤンガー」というそうで、大きな池と、(写真ではわかりづらいのですが、大きな亀も写っています。亀は2匹いて、近づくと水の中に逃げます。)
宮城島の湧水群
立派な湧き口があります。黄色い札には、「注意 1 ここの水で手・足・頭など物を洗ってはいけない。 2 あらい物は、下の池で」と書かれていて、カップが括り付けられています。今も飲めるのでしょうか。上流で洗い物を禁止するというのは、浦添の仲間樋川にもありますが、ここには「違反者には罰則」みたいなものはないようです。
宮城島の湧水群
また、案内板もありました。写真ではよくわからないと思いますので要約しますと、「琉球石灰岩とクチャで成り立つ宮城島には多くの湧水がある。その中で一番の湧出量をもつヤンガーは1849年与那城間切の名嘉村ペーチンと池味ペーチンが住民19人の協力を得て石造の改修工事をしたことが「球陽」に記録されており、当時の建築技術の高さを今に伝えている。現在でも正月の若水や産水としても使用されており、日常生活にかかせない貴重かつ神聖な水源となっている」。と書かれていました。

このヤンガーからほど近い宮城集落の訪問先へ行くべく道を歩いているとまた見つけました。
宮城島の湧水群
貯水タンクらしいものと、湧水の小さな池らしいものが見えます。早速調査開始です。
宮城島の湧水群
手前のものはタンクでしょうか。今は使われていないようです。その奥に湧水らしいものがあるのでそこも覗いてみます。
宮城島の湧水群
上にネットが貼られていて、ヒモ付きのバケツがあるので、今も水が湧いていて使われているのかも知れません。
宮城島の湧水群
中を覗いてみると、やはり水がありました。農業用水などに利用されているのでしょうか。

仕事を終えての帰り道、「しゃべる道路地図」と呼ばれる私の脳が帰りは行きと違うルートで帰るよう指示を出しました。ところが、池味地区あたりで道を間違えたらしく、迷ってしまいました。そんなときに、またまた湧水発見です。
宮城島の湧水群
タチチガー。
宮城島の湧水群
立派な湧き口と、
宮城島の湧水群
大きな池があり、ジャバジャバと水が流れていました。

宮城地区・池味地区と、近接するごく狭いエリアで見つけたこの3つの湧水。この地域は伊計島に近いエリアですが、平安座島に近いエリアはどうなのか、また次に訪れるときの楽しみができました。



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