澤岻樋川でのお水取り
少し前のことになりますが、12月22日は浦添市の澤岻樋川でお水取りが行われました。
お水取りは、琉球王国時代に国王の健康と琉球王国の平和と安寧を祈り新年の若水を国王にお届けする行事です。
若水として献上されるお水は、琉球王国最高の聖地とされる「安須森御嶽」(あすむいうたき)の麓を流れる辺戸大川(へどうっかー)から汲んだお水と、首里城から見てその年の吉方にあたる湧き水の水を混ぜて献上(二水献じ)したとされています。首里城から見て吉方にあたる湧き水は現在、汚染や枯渇などにより汲むことができるのはここ浦添市の澤岻樋川だけとなっています。
13時半に行事開始との情報がありましたので13時すぎに現地に到着。今年も昨年に続いて曇り空で、やや冷たい風が吹いていました。
澤岻樋川もいつもと変わらない佇まいです。お水取りにはこの日のような寒くてどんよりとした天気が似合うような気がします。
今年は約20名ほどの方々の参加がありました。毎年お見かけする方も多くいらっしゃいます。
玉城さんもお元気な姿を見せてくださいましたが、お水取り行事そのものは今年から本格的に玉城さんのお孫さんに代替わりしたようです。
いつもながらにこの瞬間は厳粛な空気が漂います。
お水取りが無事に終了し、このあと首里城へ献上に向かうとのことでしたが、私たちはここで失礼しました。
首里城からのお使いが列をなしての大規模なお水取り行事が行われなくなって久しくなりますが、以前のようなお水取り行事の復活をまた見たいものです。
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