秩父長瀞の湧水

湧き水fun倶楽部

2017年10月22日 09:55

先月、埼玉秩父地方にある長瀞の湧水を見てきましたのでご紹介します。

長瀞は埼玉・東京を流れる荒川の上流で、奇岩が続く景勝地です。桜や紅葉など四季折々の美しい景色を楽しむことができ、都心からも近いことから多くの観光客が訪れます。

秩父鉄道の長瀞駅から徒歩15分ほどのところにある宝登山(ほどさん)神社。

この神社にある御神水です。

この神社の裏手には標高500mほどの宝登山があり、これらを源とする水でしょうか。
とても冷たく清らかなお水でした。
そして、ここにはもう一つ、ぜひ見ておきたい湧水があります。

それが、「日本武尊みぞぎの泉」です。

この泉は「日本武尊が宝登山に登る前に身を清めた」という伝説があり、「玉の泉」と呼ばれるのだそうです。残念ながら、周囲には囲いがされており水に触れることはできません。

ここから少し離れた寄居町には、昭和の名水百選に選ばれた「日本水」(やまとみず)があります。「日本水」は
「その昔、日本武尊が東征の折、戦勝を祈願して釜伏山中腹の「百畳敷岩」と呼ばれる大岩壁に剣を突き刺したところ、たちまち湧き出したという伝説のある名水で、昭和60年に環境庁(現在の環境省)から「風布川」とともに名水百選に認定されました。干ばつ時の雨乞いのもらい水として、また、日本武尊の伝説にちなんで、縁結びや子授け、安産、不老長寿のご利益があるといわれ、県内外から訪れる人が絶えません。
※現在は崖崩れの危険がある為、 立ち入り禁止になっています。」(寄居町ホームページより。)秩父鉄道波久礼駅から徒歩100分だそうです。

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