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水の話パート2

2012年12月31日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 01:35 │Comments( 0 ) 勉強会
11月17日に行われた勉強会は、去年大好評でした
金城義信氏に『水の話パート2』と題して講師を
お願いしました。
水の話パート2
金城さんは、湧き水fun倶楽部自然環境部、そして
顧問としてもとても重要なメンバーのおひとりです。
沖縄県環境科学センターの評議員としてもご活躍
されており、琉球政府時代から沖縄の水道に携わる
スペシャリストで、別名、沖縄の水道界の黄門様と
噂されるほどすごい方なのです。

でも、とても親しみやすいお話で、
「沖縄の井戸、湧水を見直そう」というサブタイトルのもと、
今回もたくさんの情報を提供してくださいました。

金城さんのお話はとても資料がわかりやすく、この
ような情報をもとに、私たちは更にたくさんの人に
沖縄の湧き水についてどのように伝えるといいか
とても勉強になります。
水の話パート2
沖縄は全国で5番目に湧き水の多い都道府県で
あること。浦添市は沖縄県の中で7番目に湧き水
の多い市町村であること。

その他、湧き水の分布や形態、調査状況、その他、
様々なデータを紹介してくださいました。

水の話パート2

水の話パート2

水の話パート2

そして、前回の「災害と湧き水」にちなんだ資料も
ご提供いただきました。

初めて知ったことですが、11月10日は語呂合わせ
で『いい井戸の日』なのだそうです。
昨年のイベントの際、「東日本大震災における水井戸」
という講演が社)全国さく井協会の主催で行われたそう
で、災害時の井戸水が有効であることや自治体への
水源対策への呼びかけなどを提言した新聞記事など
もありました。

その他、地域の湧水活用の例として、伊江島の湧き水
を使った「イエスパ」の話題と1時間ほどの短い時間で、
非常に中身の濃いお話をしてくだいました。
水の話パート2

後半は同じく湧き水fun倶楽部自然環境部長で
沖縄県環境科学センターの桂 浩史さんが
先日行った浦添市内18か所の水質調査の結果
を報告して下さいました。
水の話パート2

これは、前回、勉強会の講師を務めてくださいました
浦添市防災危機管理室の川上氏からの要望で、
災害時に利用できそうな浦添市内の主な湧き水
18か所を周った際に、湧き水fun倶楽部としても
水質や自然環境の状況を把握したいということで
調査をおこなったものです。
(調査の詳細については、ブログ上でもあらためて
ご報告させていただきます)
水の話パート2
その結果、おおむね状態のよい湧水がほとんど
でしたが、中には落ち葉などが積り水質が悪化して
いる湧水があったことも報告されました。
そのような湧き水があることを地域の人たちに
どのように知らせ、改善できる方法がないかと
みんなで一緒に考えてみたいと思いました。

今年の勉強会はこれで終了でしたが、今年は
歴史や文化、環境、教育、防災他様々なテーマ
で学ぶことができてとても有意義な時間を過ごす
ことができました。

年齢も経験もそれぞれ違う仲間ですが、それぞれ
が自分のできることをもちより、有意義な活動が
展開できていると感じます。

勉強会が終わった後のおしゃべりタイムがまた
楽しく、月に一度の集まることが待ち遠しいほどです。
水の話パート2

追伸:先日、ブログをご覧になった方が、「湧き水fun倶楽部は
おじさんばっかだね~(笑)」という話がありましたが、かわいい
おばさんたちもけっこうおりますよ^^



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