7月11日16時から、浦添市市民協働・男女共同参画ハーモニーセンターにおいて7月定例会が行われ、6名の会員が参加しました。この日は、今後本格的に取り組みを開始する予定のデジタルアーカイブについての勉強会として、2021年3月からデジタルアーカイブ事業を推進している南城市から、市教育委員会文化課で市史編纂係主任主事の新垣瑛士さんを講師としてお招きしました。
用意していただいた資料をもとに、さっそく勉強会に入ります。
まず、南城市のデジタルアーカイブの概要を説明していただいたあと、事前の準備として
・アーカイブの基礎・土台をしっかり整えないと効果的な活用がないこと
・写真フィルムやビデオなどの劣化していく資料のデジタル化が急務であること
・公開・非公開や2次利用のルールを明確化・単純化すること
など、きちんとしたルール作りが必要であるとのお話がありました。
また、写真の公開に関しては、肖像権について明文化された法律がないことから南城市では専門家や弁護士を招いて検討会を実施し、独自の「資料公開マニュアル」を策定しているとのことで、取り組みにあたっては今後法的なトラブル等が起きないよう十分に注意する必要性を実感しました。
そのほかの取り組みとして、デジタル化した資料を機械的に公開していくだけでは利用者は増えないため、人々の興味関心を引き寄せる工夫が必要である、とのお話もありました。
沖縄県公文書館で実施しているアーカイブの現状などもあわせてご紹介いただき、活発な質疑応答が行われたため、予定時間を超過した17時すぎに勉強会を終了しました。
今回、日常業務でご多忙な中、また酷暑の中講師として出席していただいた新垣さんに心より感謝申し上げます。今後も、何かお尋ねすることがありましたらその際はよろしくお願いいたします。
用意していただいた資料をもとに、さっそく勉強会に入ります。
まず、南城市のデジタルアーカイブの概要を説明していただいたあと、事前の準備として
・アーカイブの基礎・土台をしっかり整えないと効果的な活用がないこと
・写真フィルムやビデオなどの劣化していく資料のデジタル化が急務であること
・公開・非公開や2次利用のルールを明確化・単純化すること
など、きちんとしたルール作りが必要であるとのお話がありました。
また、写真の公開に関しては、肖像権について明文化された法律がないことから南城市では専門家や弁護士を招いて検討会を実施し、独自の「資料公開マニュアル」を策定しているとのことで、取り組みにあたっては今後法的なトラブル等が起きないよう十分に注意する必要性を実感しました。
そのほかの取り組みとして、デジタル化した資料を機械的に公開していくだけでは利用者は増えないため、人々の興味関心を引き寄せる工夫が必要である、とのお話もありました。
沖縄県公文書館で実施しているアーカイブの現状などもあわせてご紹介いただき、活発な質疑応答が行われたため、予定時間を超過した17時すぎに勉強会を終了しました。
今回、日常業務でご多忙な中、また酷暑の中講師として出席していただいた新垣さんに心より感謝申し上げます。今後も、何かお尋ねすることがありましたらその際はよろしくお願いいたします。