てぃーだブログ › 湧き水fun倶楽部 活動記録 › 定例会 › 3月定例会

3月定例会

2018年03月18日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 14:31 │Comments( 0 ) 定例会
3月17日は、沖縄県環境科学センターにおいて3月の定例会が開催されました。
3月定例会
この日は、「アクションリサーチ構想」の提案のため、琉球大学から理学部の新城先生、農学部の安元先生、風樹館の島袋さんがお見えになりました。
3月定例会
「アクションリサーチ構想」とは、地域の共有資源である湧水と、湧水をとりまく自然、歴史、文化の保存や継承のため地域住民が継続的に取り組むことができるアクションリサーチプログラムを構築するものです。
これらの取り組みを推進するため、湧き水fun倶楽部や美ら島財団などと琉球大学が連携して「水の環プロジェクト」を立ち上げ、沖縄特有の水に関する地域課題等について、行政・研究者・住民の対話と協働を目指したい、との提案です。
3月定例会
3月定例会
3月定例会
3月定例会
具体的な活動として、お三方からこれまでの活動経過等について報告がありました。
この中で、八重瀬町における地下水の硝酸性窒素の経年変化を比較したグラフが示され、ここ数年の水質悪化が指摘されました。硝酸性窒素の上昇は、肥料や畜舎排水などが原因として考えられ、特に水質が悪い地域は、水脈や地質などからその原因がごく狭いエリアに限定されると想定されるそうです。そうした現状を知って、地域の方々が改善に取り組むのかそれとも放置するのか、それは地域の方々の意思に委ねるとしても、現状を知らずに放置されることのないよう、水質の分析などと併せて地域の方々からの聞き取り等を行いたいということでした。
併せて、コミュニケーションツールとして開発された「渇水ゲーム」について説明があり、3月25日に開催されるワークショップ「未来に向かって舵をとれ!」in 沖縄への参加要請もありました。
3月定例会
昨年6月に琉球大学風樹館で開催された安元先生の講演において地下水の汚染が海底湧水となって環境に深刻なダメージを与えていることが報告されましたし、
3月定例会
8月に会員の野原さんが中心となって行ったワークショップでも「地下水=きれい=飲める」ではないと、地下水の汚染についての話がありました。こうした現状について会員の皆さんの関心も大きく、これらの提案ついて特に異論もなく、平成30年度中に3回程度合同で活動を行うこととし、具体的にはぐし代表と黒岩さんが中心となって進めていくこととしました。
一年間の活動(案)についても概ね了承されました。正式な活動計画については、5月の定例会で改めてお配りします。

次年度の活動は、琉球大学との連携により、より充実したものとなりそうです。次年度もよろしくお願いいたします。





同じカテゴリー(定例会)の記事
5月定例会
5月定例会(2025-05-11 17:38)

3月定例会
3月定例会(2025-03-08 21:37)

2月定例会
2月定例会(2025-02-09 20:44)

11月定例会
11月定例会(2024-11-10 15:20)

10月定例会
10月定例会(2024-10-14 10:16)

9月定例会
9月定例会(2024-09-16 20:33)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。