八重瀬町湧き水めぐり「こちんだ編」

湧き水fun倶楽部

2019年02月25日 16:35

2月16日(土)湧き水fun倶楽部2月定例会は、水の環プロジェクト主催の『八重瀬町湧き水めぐり「こちんだ編」』に参加しました。
6月に実施した「ぐしちゃん編」につづき、八重瀬町の湧き水めぐりは今年度2度目。
琉球大学水の環プロジェクトの先生方が水質検査もされるということで、私達もすごく楽しみにしていました。

約束の時間に11名の参加者が集合。

当日の日程表が配られ、簡単な説明が事務局の島袋さんよりありました。


早速、「水の環プロジェクト」貸し切りバスに乗車。

なんと、リムジン!

見送りに来てくれた桂さんも一緒にうきうき気分で記念撮影。

最初、訪れたのが志多伯にある「ウフカー&シムヌカー」2つの湧き水が向かい合っていました。

ウフカーは大きながじゅまるとクワズイモの葉に囲まれた自然の豊かな場所です。

地域の人たちが水道が入る以前、生活に使っていた湧き水で、今でも拝みをしたり、お正月には若水を汲むそうです。

小野先生が簡易水質検査のための道具を持参して下さり、代表の新城先生と共に備え付けのひしゃくで水を採取しました。


まず、ごや副代表が透視度をチェック。なかなかいい状態のようでした。

ごや副代表が20年以上前に取材に訪れた際は、下の方には水が溜まっていなかったと記憶しており、様子は少し変わっているという印象があったようです。

とても立派ながじゅまるにしばし見とれていました。

続けて、向かい側にあるシムヌカーを見学。

地域の皆さんが今も大切にされているのがわかります。


水溜は囲われ、危険防止のため金網が張られていました。

中を覗いてみると・・・。

水は今も豊富にあります。

ペットボトルで簡単につるべを作ることができるのですね!真似して作ってみよう♪

こちらも透明度のチェックをするためにクリーンメジャーへ水を投入。

こちらは金城顧問が透視度チェック。こちらもいい状態のようです。


続いて向かったのが、同じ志多伯にある「ナカヌカー」

こちらにもカーの後ろには大きな木が枝をひろげていました。

志多伯の湧き水には案内板があり、とてもわかりやすいです。

きれいに整備されています。

水溜の囲いは昭和2年に改修されたようです。

こちらも水は豊富にあります。

左側に小さな拝所もありました。

横から見ると、改修の歴史がなんとなく見えてきます。

そばにバス停があるのでわかりやすい場所です。

続いて高良に移動。

ぐし代表がぜひ行ってみたいとお願いした高良上の井戸へ。

写真ではわかりずらいのですが、石段をかなり下り、さらに曲がっているので降りるだけで大変です。

湧き口近くに泥が堆積して、近くまではいけませんでしたが、奥に水が確認できました。

ぐし代表が20年ほど前にこちらのカーを訪れた時、地元の方に聞いた話によると、水くみの大変さに1日で逃げ出した嫁がいるとか!
水くみの苦労は沖縄各地で聞かれます。

続いてむかったのは同じく高良のタルガ―。

中には豊富な水が確認できます。

小野先生が手作りのペットボトルつるべで水を採取。

こちらの透視度は宮城さんがチェック。宮城さん、こちらのカーがとても気になったようです。


続いてむかったのが富盛のカシーガー。

かなり横幅があります。こんな字があてられています。どのような由来があるのでしょうか?どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。


みんなでのぞいてみました。

中はこんな感じです。水がやはり豊富です。

最後に訪れたのが富盛のクラミガー。

階段を下りていくと

クラミガーがありました。

自治会長さんが、事前にお掃除をして下さったそうです。感謝。

早速、お水をとって調べます。

こちらではこれまで採取したお水のパックテスト(COD 亜硝酸 硝酸)3種類の簡易検査も行いました。

詳細は改めてご報告したいと思います。

日程をすべて終えて、皆さんで記念撮影。

お天気にも恵まれ有意義な湧き水めぐりを楽しみました。
琉球大学水の環プロジェクトの皆様に感謝申し上げます。












































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