
4月8~10日、京都の桜と名水をめぐる旅をしてきました。


まずは貴船神社へ行きます。



ここにある御神水をさっそく飲んでみます。この水はなんとも表現が難しく、でも、明らかに普通のミネラルウォーターとは違う味です。


ぐし代表が、水占いにチャレンジします。これは水に浮かべると、文字が浮かび上がってくるものです。ちなみに、ぐし代表は大吉でした。
下の記述は、とあるHPに書かれていたものです。
【「貴船」という名前は、神武天皇の母親が、黄色い舟に乗り、貴船川をさかのぼり、この地へ上陸し、水神を祀ったという伝説が由来となっています。 古くから水の神様として信仰を集めていた貴船神社では、晴天を願う場合は、白馬を奉納し、雨を願う時は黒馬を奉納していたと伝えられています。水占を行う際には社務所右手山側にある御神水と呼ばれる小さな池に浮かべるのが基本です。水の神様がいらっしゃる貴船神社の水占は恐ろしいくらいによく当たると言われています。それは水の神様はなんでも知っているからとか。
占いをして、万一「凶」や「大凶」が出ても慌てたり、がっかりしないでください。心を鎮め、貴船神社に漂う清浄な気を取り込み神に災厄を払ってもらうように祈れば大丈夫ですよ。この水占に使われる御神水には清浄なパワーが満ちています。触れることで自身が浄化されますよ。】

貴船神社から、鞍馬山越えにチャレンジします。山道を1kmほど登り、500mほど下ると鞍馬寺に行きます。所要は約1時間半。2日前は雨だったようですが、この日はいい天気で、道も雨の影響はありません。少し登るとちょっと暑いくらいの気温です。


山道を登り切り、下りに入ると、牛若丸が使ったという言い伝えがある湧水を見つけました。これが事実だとすれば800年も900年も湧き続けている湧水ということなります。
ただし、今はポタポタ程度しか水がありません。写真を見ると、水面が少し波立っている様子が見られます。ちょうどポタッと水が落ちた直後のようです。

鞍馬寺から鞍馬の駅へと向かう最中も、いくつかの湧き水らしいものに出会いました。


石を伝って落ちる水、そこに上から落ちてきたと思われる花が美しさを添えます。


これは立派な樋川です。数メートルの高さから豪快に水が流れ落ちていました。
貴船や鞍馬から湧き出た水は、鴨川へと注ぎ、それはやがて桂川となり、宇治川と合流して淀川になるそうです。大河へと旅立っていくその源流、なんともいいものですね。
結構な山登りを終え、少し早めに宿に戻ってくつろいでいると、古い井戸のあるお寺があると、ぐし代表のひとこと。調べてみると、四条と五条の中間あたり。拝観の時間がもし16時半までということで仮定すると、今すぐ出なくては、ということで、早速出かけます。

清水五条の駅から四条方面へ少し行き、六道珍皇寺へ。このお寺は通称「六道さん」の名前で親しまれており、現世と冥界の接点、六道の辻と考えられているのだそうです。

本堂奥にある井戸は「小野篁卿冥土通いの井戸」と呼ばれ、小野篁が冥土へ通った往還の井戸という不思議な伝説があるそうです。



ただし、この井戸へ近づくことはできず、本堂脇にある扉の小窓から覗くことができるだけです。小野篁については、平安時代の文人であり、「篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという。この井戸は、京都嵯峨の福生寺(生の六道、明治期に廃寺)と京都東山の六道珍皇寺(死の六道)にあったとされ、また六道珍皇寺の閻魔堂には、篁作と言われる閻魔大王と篁の木像が並んで安置されている」とwikipediaに記されています。ちなみに、この六道さんで近年、「黄泉返りの井戸」という井戸が発見されたそうですが、どこにあるのか発見できませんでした。
ここから高台寺周辺~祇園を通って三条の宿まで徒歩で戻り、10km近く歩いた一日が終わりました。


まずは貴船神社へ行きます。



ここにある御神水をさっそく飲んでみます。この水はなんとも表現が難しく、でも、明らかに普通のミネラルウォーターとは違う味です。


ぐし代表が、水占いにチャレンジします。これは水に浮かべると、文字が浮かび上がってくるものです。ちなみに、ぐし代表は大吉でした。
下の記述は、とあるHPに書かれていたものです。
【「貴船」という名前は、神武天皇の母親が、黄色い舟に乗り、貴船川をさかのぼり、この地へ上陸し、水神を祀ったという伝説が由来となっています。 古くから水の神様として信仰を集めていた貴船神社では、晴天を願う場合は、白馬を奉納し、雨を願う時は黒馬を奉納していたと伝えられています。水占を行う際には社務所右手山側にある御神水と呼ばれる小さな池に浮かべるのが基本です。水の神様がいらっしゃる貴船神社の水占は恐ろしいくらいによく当たると言われています。それは水の神様はなんでも知っているからとか。
占いをして、万一「凶」や「大凶」が出ても慌てたり、がっかりしないでください。心を鎮め、貴船神社に漂う清浄な気を取り込み神に災厄を払ってもらうように祈れば大丈夫ですよ。この水占に使われる御神水には清浄なパワーが満ちています。触れることで自身が浄化されますよ。】

貴船神社から、鞍馬山越えにチャレンジします。山道を1kmほど登り、500mほど下ると鞍馬寺に行きます。所要は約1時間半。2日前は雨だったようですが、この日はいい天気で、道も雨の影響はありません。少し登るとちょっと暑いくらいの気温です。


山道を登り切り、下りに入ると、牛若丸が使ったという言い伝えがある湧水を見つけました。これが事実だとすれば800年も900年も湧き続けている湧水ということなります。
ただし、今はポタポタ程度しか水がありません。写真を見ると、水面が少し波立っている様子が見られます。ちょうどポタッと水が落ちた直後のようです。

鞍馬寺から鞍馬の駅へと向かう最中も、いくつかの湧き水らしいものに出会いました。


石を伝って落ちる水、そこに上から落ちてきたと思われる花が美しさを添えます。


これは立派な樋川です。数メートルの高さから豪快に水が流れ落ちていました。
貴船や鞍馬から湧き出た水は、鴨川へと注ぎ、それはやがて桂川となり、宇治川と合流して淀川になるそうです。大河へと旅立っていくその源流、なんともいいものですね。
結構な山登りを終え、少し早めに宿に戻ってくつろいでいると、古い井戸のあるお寺があると、ぐし代表のひとこと。調べてみると、四条と五条の中間あたり。拝観の時間がもし16時半までということで仮定すると、今すぐ出なくては、ということで、早速出かけます。

清水五条の駅から四条方面へ少し行き、六道珍皇寺へ。このお寺は通称「六道さん」の名前で親しまれており、現世と冥界の接点、六道の辻と考えられているのだそうです。

本堂奥にある井戸は「小野篁卿冥土通いの井戸」と呼ばれ、小野篁が冥土へ通った往還の井戸という不思議な伝説があるそうです。



ただし、この井戸へ近づくことはできず、本堂脇にある扉の小窓から覗くことができるだけです。小野篁については、平安時代の文人であり、「篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという。この井戸は、京都嵯峨の福生寺(生の六道、明治期に廃寺)と京都東山の六道珍皇寺(死の六道)にあったとされ、また六道珍皇寺の閻魔堂には、篁作と言われる閻魔大王と篁の木像が並んで安置されている」とwikipediaに記されています。ちなみに、この六道さんで近年、「黄泉返りの井戸」という井戸が発見されたそうですが、どこにあるのか発見できませんでした。
ここから高台寺周辺~祇園を通って三条の宿まで徒歩で戻り、10km近く歩いた一日が終わりました。
この記事へのコメント
19年ほど京都に住んでいましたから、貴船も鞍馬も懐かしいです。
私は逆コースで鞍馬山から貴船神社まで山道を下りました。
貴船の水占いはやりましたが、その頃は湧水に対する興味もあまりなく、
その他の湧水地はまったく知りませんでした。
ぐしさんたちは桜の季節で、それもよかったですね。
私は逆コースで鞍馬山から貴船神社まで山道を下りました。
貴船の水占いはやりましたが、その頃は湧水に対する興味もあまりなく、
その他の湧水地はまったく知りませんでした。
ぐしさんたちは桜の季節で、それもよかったですね。
Posted by 南ふう at 2016年04月12日 22:42
ふうさん、おひさしぶりです。
京都に住んでいらっしゃったことがあるなんて、いい時間をすごされたのでしょうね。
鞍馬までの山道は私にとっては少しキツイ道のりでしたが、とてもいい体験でした。自然が豊かであるということは、同時に水も守られていると感じました。
桜の季節、なかなか行く機会がないので貴重な体験でした。
京都に住んでいらっしゃったことがあるなんて、いい時間をすごされたのでしょうね。
鞍馬までの山道は私にとっては少しキツイ道のりでしたが、とてもいい体験でした。自然が豊かであるということは、同時に水も守られていると感じました。
桜の季節、なかなか行く機会がないので貴重な体験でした。
Posted by ぐしともこ at 2016年04月17日 10:22