日々の雑事に追われて、活動を報告していない記事が何点かあります。
今日はその中のひとつ、もう半年ほど前になりますが、記録のためアップします。
3月28日(水)~30日(金)の3日間、長野県安曇野市と松本市を代表のぐしと会員の黒岩さんの二人が訪れました。
これは琉球大学「水の環プロジェクト」の一環で湧き水fun倶楽部からも2名、視察をさせていただけるというとてもありがたいお話でした。
初日、那覇から福岡へ。そして松本へと飛行機で移動。

FDA(富士ドリームエアライン)という初めて乗る飛行機にテンションがあがります。
眼下には山山山。雪帽子をかぶっています。

朝の10時すぎに出発し、松本についたのは午後3時前になっていました。お昼を食べていないことに気が付き、安曇野行きの電車をまちながら駅弁のおそい昼食です。(山賊焼は松本の名物のようです。鳥をにんにく、しょうが、しょうゆ、酒、砂糖に漬け込み、片栗粉をまぶして揚げたもの。山賊焼きの名前の由来は、〈鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊〉のようです)山賊焼きも付け合わせのマイタケの煮物、長いもの天ぷら。わさび漬けに杏のゼリーと長野の美味しいものがいっぱいつまっていて、もうすでに長野を満喫した気分になりました。

夕方の5時前に宿泊するホテルにつき、少し周辺を歩いてみると、「道祖神」と呼ばれる古い守り神が。人々が寄り集まってひとつの土地にすみはじめたときに、ムラの境に男女二神の結び合う姿をかたどったものを置いて、邪霊や疫病がムラに入ってくるのを遮る、ムラという地域共同体の歴史とともにある神様なのだそうです。安曇野のあちこちで見かけました。軽く手をあわせご挨拶。

さて、翌日。安曇野のキャッチフレーズは「朝が好きになる街 安曇野」
このキャッチフレーズには、朝の安曇野の風景を是非楽しんでもらいたいので、日帰りしないで泊っていってね!という意味があるそうです。
それでは、せっかくなので、朝の安曇野を満喫するためにお散歩に出発!

屏風のように広がる山々に囲まれた安曇野。まだ、山の頂に雪が残っています。

白梅、そしてとなりには紅梅と安曇野の春はこれから見ごろを迎えるようです。

蕾はまだ固いようでしたが、桜の花が咲くとこれまたきっと美しい景色になるのでしょうね。
午前10時、安曇野市役所で市民生活部環境課 環境保全担当の方との意見交換会に出席。

琉球大学水の環プロジェクトの皆さんと待ち合わせし、会場へ。

内装は木材が中心でとても落ち着きます。

安曇野のキャラクターが何体かあるようです。残念ながらみずんは「出張中(?)」

環境課の方々との意見交換会が行われました。

資料、そして、安曇野のお水が準備されていました。。
安曇野は日本一大きなわさび田がありますが、今後、水量が1センチでも下がると、栽培がむつかしくなることから、農家の方々が水量が減らないよう対策をとるようにおねがいしたところ、信州大学に依頼をし調査、2017年3月に安曇野市水環境行動計画が実施されているというお話しでした。湧き水fun倶楽部からは、沖縄における市民活動のお話しと、浦添市、しまたて協会からの助成金で資料や教材になるようなカルタを作成し活動状況を報告させていただきました。

お昼はわさびを使ったお料理が楽しめる場所に案内してくださいました。

信州サーモン、そして、長野の名産品でもありますお蕎麦もとてもおいしかったです。

午後はまず安曇野わさび田湧水群を見学

豊富な水量。そして、やはり水がきれいです。水温は10度くらいでしょうか。

続いて日本一の規模を誇る「大王わさび農場」

この水車はこの農園のシンボル的な風景のひとつで黒澤監督の映画、そしてNHK朝の連続テレビ小説の舞台としても有名な場所なのだそうです。

このトンボをみつけるとラッキーなのだとか。残念、実物にはお会いできませんでした。

ちょうど、わさびの花が一面に広がり、いい季節に訪れることができたようです。

こちらにも道祖神が。

このふたつの川は合流してひとつになりますが、なにやら不思議な川なのだそう。


手前の緑色の草が見える川の水は湧水、向こう側は川の水で、合流してもしばらくは温度の違いから混ざらずにそのまま、流れていくのだそうです。実際に見てみると水の流れる速さも違っていました。

中ではガイドの方が案内してくださいました。とても気さくな方で沖縄からきた私たちに親切にいろいろ教えてくださいました。

収穫したばかりのわさびも実際に見せてくださいました。葉っぱもわさび漬けなどの材料になるようです。

農場内にはこのような大きな道祖神もありました。
安曇野市役所環境課の高野さんは、一日、私たちを案内してくれました。感謝です。

とにかく雄大なわさび畑を散策します。

湧き水が流れる音も心地よく響いています。

水が畑に入るしくみ。傾斜があったり、斜めになったり。実際にみてみるとよくわかりました。


休憩時間、湧き水fun倶楽部より一緒に参加した黒岩さんとまずは水をもらえるスポットに。

私はわさびソフトクリームもいただきましたよ。ほんのりわさびの香りはしましたが、甘いソフトクリームでした。

その後、わさび農場の資料館に。およそ100年の歴史のある農園、わさび、水についての資料がたくさんありました。

最後は、安曇野を一望できる長峰山の山頂へ。

展望台からの眺めは最高でした。

水の郷、安曇野への現地視察は、学ぶことがたくさんありました。時間がたっての投稿で情報をうまく記すことができませんが、時間を見ながら情報も加えていきたいと思います。
今日はその中のひとつ、もう半年ほど前になりますが、記録のためアップします。
3月28日(水)~30日(金)の3日間、長野県安曇野市と松本市を代表のぐしと会員の黒岩さんの二人が訪れました。
これは琉球大学「水の環プロジェクト」の一環で湧き水fun倶楽部からも2名、視察をさせていただけるというとてもありがたいお話でした。
初日、那覇から福岡へ。そして松本へと飛行機で移動。

FDA(富士ドリームエアライン)という初めて乗る飛行機にテンションがあがります。
眼下には山山山。雪帽子をかぶっています。

朝の10時すぎに出発し、松本についたのは午後3時前になっていました。お昼を食べていないことに気が付き、安曇野行きの電車をまちながら駅弁のおそい昼食です。(山賊焼は松本の名物のようです。鳥をにんにく、しょうが、しょうゆ、酒、砂糖に漬け込み、片栗粉をまぶして揚げたもの。山賊焼きの名前の由来は、〈鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊〉のようです)山賊焼きも付け合わせのマイタケの煮物、長いもの天ぷら。わさび漬けに杏のゼリーと長野の美味しいものがいっぱいつまっていて、もうすでに長野を満喫した気分になりました。

夕方の5時前に宿泊するホテルにつき、少し周辺を歩いてみると、「道祖神」と呼ばれる古い守り神が。人々が寄り集まってひとつの土地にすみはじめたときに、ムラの境に男女二神の結び合う姿をかたどったものを置いて、邪霊や疫病がムラに入ってくるのを遮る、ムラという地域共同体の歴史とともにある神様なのだそうです。安曇野のあちこちで見かけました。軽く手をあわせご挨拶。

さて、翌日。安曇野のキャッチフレーズは「朝が好きになる街 安曇野」
このキャッチフレーズには、朝の安曇野の風景を是非楽しんでもらいたいので、日帰りしないで泊っていってね!という意味があるそうです。
それでは、せっかくなので、朝の安曇野を満喫するためにお散歩に出発!

屏風のように広がる山々に囲まれた安曇野。まだ、山の頂に雪が残っています。

白梅、そしてとなりには紅梅と安曇野の春はこれから見ごろを迎えるようです。

蕾はまだ固いようでしたが、桜の花が咲くとこれまたきっと美しい景色になるのでしょうね。
午前10時、安曇野市役所で市民生活部環境課 環境保全担当の方との意見交換会に出席。

琉球大学水の環プロジェクトの皆さんと待ち合わせし、会場へ。

内装は木材が中心でとても落ち着きます。

安曇野のキャラクターが何体かあるようです。残念ながらみずんは「出張中(?)」

環境課の方々との意見交換会が行われました。

資料、そして、安曇野のお水が準備されていました。。
安曇野は日本一大きなわさび田がありますが、今後、水量が1センチでも下がると、栽培がむつかしくなることから、農家の方々が水量が減らないよう対策をとるようにおねがいしたところ、信州大学に依頼をし調査、2017年3月に安曇野市水環境行動計画が実施されているというお話しでした。湧き水fun倶楽部からは、沖縄における市民活動のお話しと、浦添市、しまたて協会からの助成金で資料や教材になるようなカルタを作成し活動状況を報告させていただきました。

お昼はわさびを使ったお料理が楽しめる場所に案内してくださいました。

信州サーモン、そして、長野の名産品でもありますお蕎麦もとてもおいしかったです。

午後はまず安曇野わさび田湧水群を見学

豊富な水量。そして、やはり水がきれいです。水温は10度くらいでしょうか。

続いて日本一の規模を誇る「大王わさび農場」

この水車はこの農園のシンボル的な風景のひとつで黒澤監督の映画、そしてNHK朝の連続テレビ小説の舞台としても有名な場所なのだそうです。

このトンボをみつけるとラッキーなのだとか。残念、実物にはお会いできませんでした。

ちょうど、わさびの花が一面に広がり、いい季節に訪れることができたようです。

こちらにも道祖神が。

このふたつの川は合流してひとつになりますが、なにやら不思議な川なのだそう。


手前の緑色の草が見える川の水は湧水、向こう側は川の水で、合流してもしばらくは温度の違いから混ざらずにそのまま、流れていくのだそうです。実際に見てみると水の流れる速さも違っていました。

中ではガイドの方が案内してくださいました。とても気さくな方で沖縄からきた私たちに親切にいろいろ教えてくださいました。

収穫したばかりのわさびも実際に見せてくださいました。葉っぱもわさび漬けなどの材料になるようです。

農場内にはこのような大きな道祖神もありました。

安曇野市役所環境課の高野さんは、一日、私たちを案内してくれました。感謝です。

とにかく雄大なわさび畑を散策します。

湧き水が流れる音も心地よく響いています。

水が畑に入るしくみ。傾斜があったり、斜めになったり。実際にみてみるとよくわかりました。


休憩時間、湧き水fun倶楽部より一緒に参加した黒岩さんとまずは水をもらえるスポットに。

私はわさびソフトクリームもいただきましたよ。ほんのりわさびの香りはしましたが、甘いソフトクリームでした。

その後、わさび農場の資料館に。およそ100年の歴史のある農園、わさび、水についての資料がたくさんありました。

最後は、安曇野を一望できる長峰山の山頂へ。

展望台からの眺めは最高でした。

水の郷、安曇野への現地視察は、学ぶことがたくさんありました。時間がたっての投稿で情報をうまく記すことができませんが、時間を見ながら情報も加えていきたいと思います。