平成28年度 てだこ市民大学 文化振興・教養学部2年次の専門科目として、湧き水fun倶楽部で「地域めぐりと地域マップ作り」の授業を4コマ持つことになりました。
6月9日(木)午後7時30分から始まった第1回は、代表のぐしが地域マップ作りのオリエンテーションとして授業を行いました。

まずは、沖縄県内、県外の地域のマップを展示し、地元を歩いて楽しめるマップをご紹介。

それから、私たちの活動の中で、湧き水から地域の歴史、文化、自然、環境、防災、平和の視点で情報収集・発信をしていることをお話ししました。

湧き水のしくみがわかるような模型も実際に見てもらい、沖縄の湧き水の特徴なども学んでもらいました。
災害時には飲み水の支援はあっても、生活用水や衛生管理に必要な水、消火の水が不足することがわかっており、地域の湧き水がとても重要になることをお話しし、浦添市内にお住まいの学生の皆さんに各自、自分の住んでいるところから歩ける湧き水を入れた地域マップをつくってもらうことになりました。
6月19日(日)午前9時30分から、第2回の授業で、伊祖地域の湧き水めぐりと地域再発見、現地視察を行いました。
講師は環境のスペシャリスト。桂浩史さん。

まず視察したのは、羽衣伝説の残る立津ガー。

それぞれ水質や自然環境について学ぶために、湧き水fun倶楽部の桂さんに、気温、水温、匂い、透明度、CODの測定の仕方などを指導してもらい、実際に調べてみました。

続いて訪れたのが上の井(イーヌカー)

同じく水質調査を実施。


そして、個人井戸も視察。

最後にメーヌカーを訪れました。

CODの測定は平成25年に「浦添の湧き水」という冊子を作った際にも湧き水fun倶楽部で調べていますが、定期的に調べることによって水の状態がわかるので地域でも取り組んでみるといいと思います。

暑い中、大変だったと思いますが、みなさんとても熱心に学んでいらっしゃいました。ありがとうございます。

第3回の6月30日(木)午後7時30分からの授業は、いよいよマップ作りを始めました。

みなさんとても熱心で、宿題の地域の資料集めもバッチリされていたようです。

イラストや写真など、それぞれの工夫で楽しいマップを作成中。それぞれの個性がひかります。

第4回は、最後の授業でマップの仕上げと発表。

自宅でほとんどの方が7割以上仕上げていらしていたようで、お互いにアドバイスしなが全員が時間内にマップを仕上げることができました。

仲良し3人組は一緒に発表しましたが、それぞれ沢岻や牧港、伊祖と自分の住んでいるところの自治会や地域の先輩方にお話しを聞いてとてもわかりやすい地図をつくっていらっしゃいました。立津ガーから引っ張っていた水道管にウナギが引っかかって大変だったというエピソードもとてもユニークで会場をわかせました。

続いて、井戸の多い経塚地区のマップも写真入りでとてもわかりやすく、お豆腐がおいしいく作れた井戸や飲料用の井戸で髪を洗って怒られた経験を持つ方から聞いたお話しなど、当時の生活感がよく伝わり興味深いお話しでした。

絵本作家でもある学生さんの伊祖マップは、ため息がでるほど素敵な仕上がりでした。彼女は現場で撮った写真を見ながら丁寧に描く様子を見て、さすがプロは違うなぁととても勉強になりました。英祖王のイラストがとてもキュートでした。

以前、公民館や自治会としても地域の湧き水について学んだ経験のある学生さんは、さすがに細かいところまで工夫されていて、地域に対する愛情がいっぱいつまった西原マップを制作しました。住み心地のよい地域であることが伝わります。

ご自分の家を中央に歩いて行ける湧き水に実際に足を運び、水質測定された学生さんのマップもとても素晴らしい出来栄えでした。旅に出た人を見送るための場所や野球のキャンプ時に人の集まる場所等、昔と今の幅広い視点から作られたマップは地域の歴史も知ることができます。

この講義をきっかけに初めて自分の地域の湧き水を歩いたという学生さんは、この課題に取り組むことで、今まで見えなかった地域を発見したとおっしゃっていました。積極的に地域の人に声をかけて話を聞くことの楽しさにも触れたようです。素敵な前田のマップが完成しました。

最後は港川のマップを完成させた学生さん。港川には拝所として残っている場所があり、昔の思い出や当時の古い写真もマップの中に組み入れて、現在との比較や地域の歴史についても詳しくお話しされていてとてもわかりやすくまとめられていました。
それぞれが自分の地域にもっと愛着をもち、湧き水についてもこれからも関心をもって周りの人たちにも学んだことを伝えてもらえるとうれしいです。
市民大学の学生が作ったマップは9月2日(金)まで、浦添市役所ロビーに展示されています!どうぞご覧下さい。
参照→http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2016082200069/
6月9日(木)午後7時30分から始まった第1回は、代表のぐしが地域マップ作りのオリエンテーションとして授業を行いました。

まずは、沖縄県内、県外の地域のマップを展示し、地元を歩いて楽しめるマップをご紹介。

それから、私たちの活動の中で、湧き水から地域の歴史、文化、自然、環境、防災、平和の視点で情報収集・発信をしていることをお話ししました。

湧き水のしくみがわかるような模型も実際に見てもらい、沖縄の湧き水の特徴なども学んでもらいました。
災害時には飲み水の支援はあっても、生活用水や衛生管理に必要な水、消火の水が不足することがわかっており、地域の湧き水がとても重要になることをお話しし、浦添市内にお住まいの学生の皆さんに各自、自分の住んでいるところから歩ける湧き水を入れた地域マップをつくってもらうことになりました。
6月19日(日)午前9時30分から、第2回の授業で、伊祖地域の湧き水めぐりと地域再発見、現地視察を行いました。
講師は環境のスペシャリスト。桂浩史さん。

まず視察したのは、羽衣伝説の残る立津ガー。

それぞれ水質や自然環境について学ぶために、湧き水fun倶楽部の桂さんに、気温、水温、匂い、透明度、CODの測定の仕方などを指導してもらい、実際に調べてみました。

続いて訪れたのが上の井(イーヌカー)

同じく水質調査を実施。


そして、個人井戸も視察。

最後にメーヌカーを訪れました。


CODの測定は平成25年に「浦添の湧き水」という冊子を作った際にも湧き水fun倶楽部で調べていますが、定期的に調べることによって水の状態がわかるので地域でも取り組んでみるといいと思います。

暑い中、大変だったと思いますが、みなさんとても熱心に学んでいらっしゃいました。ありがとうございます。

第3回の6月30日(木)午後7時30分からの授業は、いよいよマップ作りを始めました。

みなさんとても熱心で、宿題の地域の資料集めもバッチリされていたようです。

イラストや写真など、それぞれの工夫で楽しいマップを作成中。それぞれの個性がひかります。

第4回は、最後の授業でマップの仕上げと発表。

自宅でほとんどの方が7割以上仕上げていらしていたようで、お互いにアドバイスしなが全員が時間内にマップを仕上げることができました。

仲良し3人組は一緒に発表しましたが、それぞれ沢岻や牧港、伊祖と自分の住んでいるところの自治会や地域の先輩方にお話しを聞いてとてもわかりやすい地図をつくっていらっしゃいました。立津ガーから引っ張っていた水道管にウナギが引っかかって大変だったというエピソードもとてもユニークで会場をわかせました。

続いて、井戸の多い経塚地区のマップも写真入りでとてもわかりやすく、お豆腐がおいしいく作れた井戸や飲料用の井戸で髪を洗って怒られた経験を持つ方から聞いたお話しなど、当時の生活感がよく伝わり興味深いお話しでした。

絵本作家でもある学生さんの伊祖マップは、ため息がでるほど素敵な仕上がりでした。彼女は現場で撮った写真を見ながら丁寧に描く様子を見て、さすがプロは違うなぁととても勉強になりました。英祖王のイラストがとてもキュートでした。

以前、公民館や自治会としても地域の湧き水について学んだ経験のある学生さんは、さすがに細かいところまで工夫されていて、地域に対する愛情がいっぱいつまった西原マップを制作しました。住み心地のよい地域であることが伝わります。

ご自分の家を中央に歩いて行ける湧き水に実際に足を運び、水質測定された学生さんのマップもとても素晴らしい出来栄えでした。旅に出た人を見送るための場所や野球のキャンプ時に人の集まる場所等、昔と今の幅広い視点から作られたマップは地域の歴史も知ることができます。

この講義をきっかけに初めて自分の地域の湧き水を歩いたという学生さんは、この課題に取り組むことで、今まで見えなかった地域を発見したとおっしゃっていました。積極的に地域の人に声をかけて話を聞くことの楽しさにも触れたようです。素敵な前田のマップが完成しました。

最後は港川のマップを完成させた学生さん。港川には拝所として残っている場所があり、昔の思い出や当時の古い写真もマップの中に組み入れて、現在との比較や地域の歴史についても詳しくお話しされていてとてもわかりやすくまとめられていました。
それぞれが自分の地域にもっと愛着をもち、湧き水についてもこれからも関心をもって周りの人たちにも学んだことを伝えてもらえるとうれしいです。
市民大学の学生が作ったマップは9月2日(金)まで、浦添市役所ロビーに展示されています!どうぞご覧下さい。
参照→http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2016082200069/