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湧き水めぐりレポート(粟国島編)

2014年07月07日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 22:30 │Comments( 0 ) 粟国村
6月29日~30日は、湧き水カルタ用の情報収集・写真撮影のため、ぐし代表と私、渡辺が粟国村を訪問しました。2人とも粟国村への訪問は初めてです。ちなみに、この情報収集のための費用は、先のしまたて協会の助成金を受けてのもので、粟国班の私たちが一番最初の旅となります。
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案内をしてくださったのは、東区長の仲間幸一さん。ここは、港のすぐそばにあるシヌルーと呼ばれるカー。
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そのすぐそばにもウブガーがありますが、ここは涸れていました。
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次に訪れたのは、東ヤマトゥガー。ここから海岸沿いへ下りて行ったところにあります。
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ここは、貯水タンクこそ破壊されていますが、「高等弁務官資金により本工事施行 着工1959年3月1日 竣工1960年6月30日」との文字が断崖に刻まれています。
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このカーのその当時の写真を、資料館で見つけました。現在も水が湧いており、50年を越える歴史に思いを馳せました。
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これは、トゥージと呼ばれる水瓶で、湧き水ではありません。水が乏しかった当時の歴史を物語る雨水タンクです。
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仲間さんとお別れしたあと、浜集落にあるナカガーを見つけました。現在も勢いよく水が出てきており、水量はかなり豊富なようです。
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翌30日は、民宿波止場の新城ツル子さんから水に関する昔のお話などをお聞きします。
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ツル子さんによると、この民宿風月前にあるカーは甘い水で、産水やお正月の若水に利用されたそうで、
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その風月前にあるとび吉裏にあるこちらのカーは塩辛く、死者の清めに使われたのだそうです。
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1泊2日で正味24時間ほどの滞在ではありましたが、仲間さんや民宿波止場のツル子さんには大変お世話になりました。更に、仲間さんは以前水道事業にもかかわっていたことがあるとのことで、海水淡水化施設にも案内していただきました。皆さん、本当にありがとうございました。おかげさまで大変有意義な滞在になりました。




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