おそくなってしまいましたが、8月に『Booksきょうはん安謝店』
で行われた、「わくわく湧き水探検セミナー」のご報告です。

夏休みの後半とあって、子どもたちの地域学習にも役立ててもらおう
と、店内の案内板にもお手製の地域マップが掲げられ、スタッフの方たち
のお仕事に親しみと温かみを感じました。
このセミナーは2部構成で、1部は親子を対象に、2部は大人対象ということで
広報は一週間くらいの短い期間でしたが、近くにお住まいのの親子、
3組が集まってくれました。

親子の部、始めはぐしが、湧き水についての基本的なお話をさせていただきました。

「湧き水ってなぁに?」
そんなタイトルではじめたのですが、私自身この単純な問いを
どのように子どもたちに伝えたらよいのか、3日ほど眠れない
日々が続きました。
10年間、湧き水について、多くの人たちに伝えてきたはずなのに
子どもたちにもわかりやすく。。。と考えると、なかなかうまく
説明できないことがとても歯がゆく、改めて湧き水に向き合うという
作業を強いられました。
湧き水を知らない子どもたちに湧き水をどう説明したらよいのか。
水道が当たり前の生活をしているのは、私たちの世代も同じはず。
ならば、日常、どのような場面で私たち人間が水を必要とするのか。
水道がなかった頃は、どうしていたのか。。。
例えば、飲んだり料理に使う水、洗濯や食器を洗うとき、顔を洗う
お風呂に入る。。。
水道がなかった頃は、井戸や樋川(ヒージャー)、カーなどと呼ばれる
水の湧く場所に必要な時に出かけて行ったということをまずは
お話しました。実際に湧き水で洗濯している人の写真や水汲み(体験)
をしている人の写真などを見せて具体的な形や様子をわかってもらい、
当時は水を大切に使うために、上手にリサイクルができるような仕組み
が湧き水の形を見ると分かることなどを図などを使って説明しました。
そのような湧き水が今も身近にあること、そんな湧き水を今も大事に
している人がいること、そこでお祈り(拝み)をする人たちがいること。
流れとしてはこのような感じで詳しい内容は割愛させていただきますが、
一番伝えたかったこと、テーマとしては
「なぜ、人は湧き水で拝むのだろう?」
ということを考えてもらいたかったというのが私のねらいでした。
ひとりの子どもから
「感謝の気持ちがあるから」
という答えが帰ってきました。
「そうだね。大事なお水を『ありがとう』とお祈りしているんだね」
水道の生活では、水は当然あるものとして存在しますが、それは決して当たり前では
なく、自然の恵みとして私たち人間にとってなくてはならないものであり、
その水に『感謝の気持ちをもって向き合うこと』の大切さを湧き水を通して
伝えられたら。。。そんな気持ちでお話をさせていただきました。
後半は、子どもたちというよりは、保護者向けにおすすめの県内の湧き水を
ごやさんが紹介しました。

こちらはお母さんたちが真剣にメモを取っていらっしゃいました。
お子さんもそうですが、大人も湧き水にはとても関心があることがわかります。
沖縄にこんなに多くの湧き水があることにとても驚いたという感想をお持ちに
なった方もいたようで、是非、出かけてみたいというお話をしていらっしゃいました。
第2部は大人を対象にしたセミナー。
湧き水fun倶楽部の皆さんや、先日の講演会に来てくださった方、
湧き水に関心をもって初参加された方もいらっしゃいました。
まずはごやさんが、県内のおすすめの湧き水セレクト10と
番外編で「大山ターブックワー」の写真集の紹介をしました。

後半は、ぐしが「湧き水を次世代に伝えるために」というような
内容でお話をさせていただきました。
子どもたちにどのように湧き水を伝えるか。。。
子どもたちにお話するときに使った、ワークシートから
「まずは湧き水を見つめるための『スケッチ』のすすめ」
「知って、楽しんで、知らせる」
そのような活動を多くの人たちがすることによって次の世代に
湧き水の存在を知らせることができるのではないかという
話でまとめました。

湧き水fun倶楽部は、入会の手続きも、義務もなく、
湧き水の楽しみ(fun)を知り、湧き水が好きで好きでたまらない(fan)
という条件をクリアした方ならどなたでも部員になれるという
とてもアバウトな会ですが、ひとつだけお願いしたいことがあると
すれば、沖縄にはこんなに素晴らしい湧き水がたくさんあること
その背景には、自然や文化や人々の生活の歴史が脈々と受け継がれている
ことをできるだけ多くの人たちに伝えて欲しいということです。
今回のセミナーで、お話を聞いてくださった子どもたち、そして大人の
皆さん参加してくださって本当にありがとうございました!!
そして、このセミナーを企画し、会場を提供してくださった
Booksきょうはん安謝店の上地店長、スタッフの皆様、本当にお世話に
なりました。ありがとうございます。
で行われた、「わくわく湧き水探検セミナー」のご報告です。

夏休みの後半とあって、子どもたちの地域学習にも役立ててもらおう
と、店内の案内板にもお手製の地域マップが掲げられ、スタッフの方たち
のお仕事に親しみと温かみを感じました。
このセミナーは2部構成で、1部は親子を対象に、2部は大人対象ということで
広報は一週間くらいの短い期間でしたが、近くにお住まいのの親子、
3組が集まってくれました。

親子の部、始めはぐしが、湧き水についての基本的なお話をさせていただきました。

「湧き水ってなぁに?」
そんなタイトルではじめたのですが、私自身この単純な問いを
どのように子どもたちに伝えたらよいのか、3日ほど眠れない
日々が続きました。
10年間、湧き水について、多くの人たちに伝えてきたはずなのに
子どもたちにもわかりやすく。。。と考えると、なかなかうまく
説明できないことがとても歯がゆく、改めて湧き水に向き合うという
作業を強いられました。
湧き水を知らない子どもたちに湧き水をどう説明したらよいのか。
水道が当たり前の生活をしているのは、私たちの世代も同じはず。
ならば、日常、どのような場面で私たち人間が水を必要とするのか。
水道がなかった頃は、どうしていたのか。。。
例えば、飲んだり料理に使う水、洗濯や食器を洗うとき、顔を洗う
お風呂に入る。。。
水道がなかった頃は、井戸や樋川(ヒージャー)、カーなどと呼ばれる
水の湧く場所に必要な時に出かけて行ったということをまずは
お話しました。実際に湧き水で洗濯している人の写真や水汲み(体験)
をしている人の写真などを見せて具体的な形や様子をわかってもらい、
当時は水を大切に使うために、上手にリサイクルができるような仕組み
が湧き水の形を見ると分かることなどを図などを使って説明しました。
そのような湧き水が今も身近にあること、そんな湧き水を今も大事に
している人がいること、そこでお祈り(拝み)をする人たちがいること。
流れとしてはこのような感じで詳しい内容は割愛させていただきますが、
一番伝えたかったこと、テーマとしては
「なぜ、人は湧き水で拝むのだろう?」
ということを考えてもらいたかったというのが私のねらいでした。
ひとりの子どもから
「感謝の気持ちがあるから」
という答えが帰ってきました。
「そうだね。大事なお水を『ありがとう』とお祈りしているんだね」
水道の生活では、水は当然あるものとして存在しますが、それは決して当たり前では
なく、自然の恵みとして私たち人間にとってなくてはならないものであり、
その水に『感謝の気持ちをもって向き合うこと』の大切さを湧き水を通して
伝えられたら。。。そんな気持ちでお話をさせていただきました。
後半は、子どもたちというよりは、保護者向けにおすすめの県内の湧き水を
ごやさんが紹介しました。

こちらはお母さんたちが真剣にメモを取っていらっしゃいました。
お子さんもそうですが、大人も湧き水にはとても関心があることがわかります。
沖縄にこんなに多くの湧き水があることにとても驚いたという感想をお持ちに
なった方もいたようで、是非、出かけてみたいというお話をしていらっしゃいました。
第2部は大人を対象にしたセミナー。
湧き水fun倶楽部の皆さんや、先日の講演会に来てくださった方、
湧き水に関心をもって初参加された方もいらっしゃいました。
まずはごやさんが、県内のおすすめの湧き水セレクト10と
番外編で「大山ターブックワー」の写真集の紹介をしました。

後半は、ぐしが「湧き水を次世代に伝えるために」というような
内容でお話をさせていただきました。
子どもたちにどのように湧き水を伝えるか。。。
子どもたちにお話するときに使った、ワークシートから
「まずは湧き水を見つめるための『スケッチ』のすすめ」
「知って、楽しんで、知らせる」
そのような活動を多くの人たちがすることによって次の世代に
湧き水の存在を知らせることができるのではないかという
話でまとめました。

湧き水fun倶楽部は、入会の手続きも、義務もなく、
湧き水の楽しみ(fun)を知り、湧き水が好きで好きでたまらない(fan)
という条件をクリアした方ならどなたでも部員になれるという
とてもアバウトな会ですが、ひとつだけお願いしたいことがあると
すれば、沖縄にはこんなに素晴らしい湧き水がたくさんあること
その背景には、自然や文化や人々の生活の歴史が脈々と受け継がれている
ことをできるだけ多くの人たちに伝えて欲しいということです。
今回のセミナーで、お話を聞いてくださった子どもたち、そして大人の
皆さん参加してくださって本当にありがとうございました!!
そして、このセミナーを企画し、会場を提供してくださった
Booksきょうはん安謝店の上地店長、スタッフの皆様、本当にお世話に
なりました。ありがとうございます。