湧き水ｆｕｎ倶楽部　活動記録

5月23日（木）午後1時から、琉球大学千原キャンパス理学部本棟で、第１０回水の環ワークショップが行われました。

今回、話題提供という形で、湧き水funl倶楽部の金城顧問が「琉球・沖縄における水資源の利用と開発」についてお話しされました。

当日は、学生、教員、行政職員等を対象に100人ほど集まりました。

内容は５つのカテゴリーにまとめられていました。

１．沖縄県のすがた
２．沖縄の水道の歴史
３．水水源の特徴・渇水との戦い
４．水道施設の特徴
５．水道を取り巻く話題と課題

沖縄の特徴としては離島が多いことや高い山がなく一級河川がない、本島北部は河川水系で、本島中南部は地下水系サンゴ系と地質構造の特徴などをお話しされた後、沖縄の水の歴史や水道の歴史などについて、長年にわたる水道行政のパイオニアとしての知識と経験を生かし現場の声を交えたわかりやすいお話しでした。

沖縄の米軍基地と水道、深刻化する世界の水資源不足、注目したいテーマと近年の動向等、現代の水問題も含めて学生に様々な話題を提供し、今後の研究や学習につながるよいヒントが生まれたのではないでしょうか。
久保先生、高橋先生をはじめ、琉球大学水の環プロジェクトの皆様、よい機会を提供いただき、感謝いたします。