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ぶくぶく茶お茶会

2017年02月28日

Posted by 湧き水fun倶楽部 at 17:34 │Comments( 0 ) その他
2月25日は、ぶくぶく茶会が開かれました。
このお茶会は、湧き水fun倶楽部の金城顧問が、琉球の茶道ぶくぶく茶あけしのの会会長の田中千恵子さんと親交があることから実現したものです。
ぶくぶく茶お茶会
琉球王朝時代から伝わるぶくぶく茶は、煎った玄米をベースにミネラル豊富な沖縄の水で点てたもので、ふわふわとした泡が特徴です。
あけしのの会発行の「琉球ブクブク茶道」という本には、「米の煎り加減、水質、煮出し加減、もろもろの条件が整うと、いとも簡単に泡立つが、一つでもおろそかにするとなかなか泡立ちにくい。手抜きのできないところに戒めを感じ、無限の導きと喜びを感ずる」と書かれています。
ぶくぶく茶お茶会
冒頭、田中会長から、豊臣秀吉が北野天満宮で開いたお茶会に用いられた「焦がし」がのちに琉球に伝わり、それがぶくぶく茶の原型になったのではないかと考えられること、ぶくぶく茶は硬度の高い沖縄の水でないと泡がよく立たないこと、などについての説明を受けました。直木賞受賞作「利休にたずねよ」には北野天満宮のお茶会で秀吉が「焦がし」を飲んで満足する様子が書かれているそうです。しかし、映画にはそのあたりの描写がなかったと田中会長は残念そうでした。
ちなみに、沖縄の湧水であっても湧出地によって泡立ちが異なるそうで、首里崎山のカトリック教会(旧御茶屋御殿)に湧く水は、白米、玄米どちらでも泡立ちの良いお茶ができるそうです。湧き水fun倶楽部とぶくぶく茶の接点は意外なところにあったのですね。
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
いよいよ、田中会長がお茶を点ててくださいます。田中会長は柔和な笑顔と、お茶を点てるときの凛としたお姿がとても印象的な方でした。
ぶくぶく茶お茶会
そして、浦崎さんの琉球古典音楽がこのお茶会に彩りを添えてくださいました。
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
この日のお菓子には、近所でお菓子店をオープンされた方のお菓子が提供されました。
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
みなさん思い思いにお茶をいただきます。ちなみに、このぶくぶく茶は、「泡を食べる」ようにいただくのだそうです。
ぶくぶく茶お茶会
この日は、もう一つ、お菓子を提供していただきました。
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
ぶくぶく茶お茶会
この後、参加された皆さんがお茶点てを体験します。田中会長が点てたお茶と、皆さんが点てたお茶は、泡の消え方が違うような気がしました。
ぶくぶく茶お茶会
この間、ほぼ休みなしで歌い続ける浦崎さん。浦崎さんの歌と演奏で、このお茶会が非常に格調高いものとなりました。
ぶくぶく茶お茶会
約2時間のお茶会は、金城顧問のあいさつのあと
ぶくぶく茶お茶会
ぐし代表が湧き水fun倶楽部代表としてお礼を述べ、
ぶくぶく茶お茶会
お礼の品々を差し上げ、お開きとなりました。
ぶくぶく茶お茶会
そして、参加者全員で記念撮影をし、三々五々帰路に就きました。



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